実り多き秋になりますように

 

それは、べべ担のお姉様から言われた一言。

 

10/10M-line Special 2022 ~My Wish~愛知公演

7/31に予定したMSMWの振替公演。前回ゲスト出演した中野サンプラザ公演と同じくらい満足度の高い公演だった。

 

秋ツアー大阪公演2daysからのMSMW愛知公演。

三連休が現場三昧ということに、あとからくる疲労なんてどこ吹く風で楽しんだ3日間になった。

MSMWはもともとの7/31の振替公演ということで、セットリストは夏仕様であり、おそらくりさまる、ちゃんさんのソロ、ビタスイだけで披露する曲以外はその時に組んだセットリストを活かしているようなことだと思う。今年の夏の最後(いうてもう10月)を感じて聞くような形になった。

 

ゲスト出演はモーニング娘。'22からのなちゃんとかえでぃー、OGでまーちゃんが呼ばれた。まーどぅー世代のこの3人。仲が良いし、モーニング娘。の戦友(?)として、パフォーマンスが楽しみだった。

 

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M01.流星ボーイ/ Berryz工房(夏焼、宮本、小片、ビタスイ)

イナイレヲタクの私歓喜。何度聴いたことか。ライブで聞くのは初めてだったから、こんなパフォーマンスだったんだと心が踊った。振りコピも楽しくて、開幕からテンションがあがった。


M02.表面張力~Surface Tension~/ つばきファクトリー(夏焼、宮本、小片、ビタスイ)

つばき楽曲で盛り上がる曲のひとつ。クラップ芸も楽しい。

正直、小片さんがあんな形でつばきを抜けてしまったから、つばき楽曲っていうのはタブーみたいな所あるのかなと複雑に考えてたけど、そんなことは無いんだなと思った。過去のセトリとかでもつばき楽曲をしているし、あんなことはあれど、やはりつばきファクトリー楽曲の持つ儚さとか脆さみたいなものを1番に体現できていた人だと思うので、こうやってつばき楽曲を演じているりさまるが見られるのは嬉しい。(表面張力は儚い系の曲じゃなく楽しい曲です。)

 

M03(昼).どっち/小片リサ

M03(夜).じらして愛して/小片リサ

M04(昼).ラブストーリーは始まらない(2022)/ビタスイ

M04(夜).ないものねだり/ビタスイ

初見曲ばかりだったので、どんな曲なのかってのに意識を持っていたけど、私あるあるで初見曲の大体は記憶がないなので、歌の安定感抜群だなぁで終わっている。あとでちゃんと聞いておきます。


M05(昼).なんてったって I Love You/宮本佳林

M05(夜).ハウリング/宮本佳林

アイドル全開宮本佳林とカッコイイ宮本佳林を摂取できた。この2曲に関してはトレーラーとかで聞いた事がある程度でしかなく(ちゃんさん好きなくせに)、こういう曲調なんだと聞いているばかりだった。(初見曲全部こんなんやん)

だけどやっぱりパフォーマンスを見てると、やはり宮本佳林さんの引き込む力っていうのは凄まじくて、歌の安定感、目を引く表情やパフォーマンスっていうものに目が離せなかった。推しではないので、現場に通う機会はほとんどなかったけど、出会うタイミングが違ったら宮本佳林を追いかけていた世界線もあったよなって思うばかりである。

あれですね、どんなコンサートもそうだけど、ちゃんと最新曲くらいは抑えていくべきですね。


M06.ジリリ キテル/ Berryz工房(夏焼)

なつやきみやび〜き〜て〜る〜、叫びたかったです。雅ちゃんがMCでも言ってたけど、今はこんな状況だけど、いつかまたこのコールが聞けるようになったらいいなと言っていた。やっぱりアイドルのコンサートはコールやオイオイいってなんぼだし、私ももれなくそういう環境で現場を生きてきたので、来年、再来年、またそういうことができる世の中が戻ってきたら嬉しい。

 

M07.夏 LOVE ロマンス/ハロー!プロジェクト(夏焼、宮本、小片、ビタスイ、野中、加賀)

加賀さんと宮本さんが仲良さそうに絡んでいたかと思いきや、加賀さんのスカートめくりをしようとする宮本佳林の記憶が強すぎて、この曲の記憶それしかない。両部ともそれ。

どうしてまーちゃんもちゃんさんもスカートめくりがこんなに好きなんかね。まーちゃんにいたっては、スカートめくり成功してるしね。あのシリイベでのラブピのスカートめくりはすごかったな。もろ見えよ。


M08.冷たい風と片思い/モーニング娘。’15(加賀)

ここでこの曲が来ると思わなかった。尊敬する鞘師里保の卒業シングル。片思いソング。

今、加賀さんが卒業するというタイミングでのこの曲。振替前のセトリから曲を変えていないということなので、その時にも歌おうとしていた曲。

このタイミングでなら、加賀楓とファンという関係性に置き換えて聞けてしまう曲。だけど、その当時だとどう解釈をして聞いていたのだろうかと考えてしまう。あの頃で言えばまーとちぃが卒業したタイミング。そんなふたりのこと、はたまた別のこと、そんなことを思って歌っていたのかな。

 

単独ツアーでいうなら、19春19秋で披露していた曲。ソロダンスの部分はあゆみちゃん。これを見る度に、きっと次にこのダンスの部分をするのは加賀さんだと思っていた。そう想像していただけにこの曲のパフォーマンスは胸を締め付けられた。

この曲に限らず、これまで鞘師→石田→加賀というラインを幾度となく想像してきた分、その光景はもう見られないんだという悲しみがどっと押し寄せてきた。

だけど、ここで見られた。見せてもらえた。逆にそう思えることの方がきっと大事なんだろうなと思う。


M09. One and Only/モーニング娘。’15(野中)

加賀ソロと打って変わって明るい曲。冷たい風と片思いのトリプルA面の1曲。全編英語詩だからこそ、のなちゃんのスキルが発揮する。

最後に見たのは19秋。その頃に比べればのなちゃんもすごく自信がついてきたようにみえる。今のツアーとか見てても堂々とパフォーマンスしてるし、ソロパートなんかは見てって言ってるように見える。ただの素人目だけど。

だから、この曲ののなちゃんはすごく楽しそうで、見ているこっちも楽しくなった。


M10.弱虫/モーニング娘。(ビタスイ、野中、加賀)

最初モーニングの曲って知らなくて(勉強不足)、調べたらさくしらでやってた。まだカップリングコレクションまでは手をつけられてなかったの悔やまれたな。

ビタスイのハモリが曲の持つ哀愁感を増幅させているようにも感じた。4人の声も曲調にマッチしていて聞き心地が良かった。

 

M11.プラトニック・プラネット/Juice=Juice(宮本、小片、加賀)

プラプラ。加賀楓さんに歌って欲しいjuice曲の二大巨頭の1つ。ここで聞けると思わなかった。

男性には興味なく、アニメやマンガの中にしか興味がないようにみえるし、恋人がいなくても生きていけそう。それがパブリックイメージの加賀楓さん。(娘メンだいたいそんなイメージ)そんな彼女が「絶対あなたじゃなきゃヤだよ」「絶対わたしの方がいいよ」「運命」を歌うことへのギャップ。

私たちの知らない彼女は、そういうことに執着するタイプの人間なのかもしれない。はたまた、心の中ではそうやって思っているけども、言って困らせるのはイヤだから相手のことを想って言えないだけなのかもしれない。

個別の時にふとした瞬間にポロッとこぼした言葉は、私たちと何ら変わらない悩みを持った彼女だったことを思うと、恋焦がれる一面も持ち合わせているが、表には出さないだけなのかもしれない。

そんなギャップを想像しながら聞くプラプラは本当に格別だった。振りコピも楽しかったし、2公演目では振りのライン上に私がいたので、無事に指ハート2回も頂きました!ごちそうさまです!!ありがとうございます!!!大事にします!!!!

 

あと、宮本佳林さんが歌うプラプラを生で聞けたことが嬉しくて、最後のフェイクからの「全ては許せないけど」が大好き過ぎた。


M12.行くZYX! FLY HIGH/ZYX(夏焼、野中)

最初聞いた時にピンと来なかったけど、サビのフリで思い出す花鳥風月。石田さん踊ってましたわー!!!

花鳥風月の時にも感じたけど、この曲始まった瞬間に客席が来たっ!楽しいやつっ!おぉ!!なんてふうに静かに盛り上がってる感じがして、みんな大好きなヤツなんやなって心がワクワクしてた気持ちを思い出した。本当に楽しい。


M13.ほたる祭りの日/ジュリン(宮本、佐藤)

リリースが10年も前ということに驚いたけど、ストレートな歌声の2人に癒された。

2人ともパフォーマンスで人を落とすタイプの人達だから、こうやってバラードでも聞かせられるところもギャップですよね。

 

-MC-宮本、佐藤、(昼:野中、夜:加賀)

昼夜ともにモーニングのMCでよく見た光景だった。よく暴走していると噂のかりんちゃんも振り回されていて、さすがの佐藤優樹だったな。

夜は喉から手が出る程欲していたえでまー盛りだくさん大御礼感謝祭みたいな正月と盆が一緒に来たような盛り上がりだった。まーちゃんの発言に振り回される加賀さん。長女のまーちゃんに振り回される、妹の楓ちゃんの図。こうやって振り回されて呆れる表情の楓ちゃんも、こうやって呆れられてごめんってーって謝りながらも嬉しいまーちゃんも、見られてよかった。

まーちゃんが、楓ちゃんのことを何考えてるかわかんないような表情。ポーカーフェイスではなく、何食わぬ顔でいるからこそ、表に残るのか裏方に回ってしまうのかわからないからこそ、今日、一緒に共演できて良かったと言っていた。

そう。まーちゃんの言葉は全部、私が思っていたことを代弁してくれているようだった。

表には残らなさそうな顔してるし、裏に回ってしまったら、次に会えるのは一体いつなんだろう。もう一生会えなくなってしまうのかもしれない。そんなふうに考えてしまうからこそ、私はちゃんと最後まで彼女のことを追いかけたいなと思ったのだ。

こうやって、まーちゃんが発言してくれたことになんだか救われた部分もあった。そうやってモヤモヤしてたのはこちら側だけじゃなくてあちら側でもあったんだなって。心が少し軽くなった気がしている。

 

M14.奇跡の香りダンス。/松浦亜弥(佐藤)

2017年バーイベ!ハロプロを好きになり始めた頃に戻ったみたいで気持ちが昂った!!

あの映像の中で見ていた世界が目の前に広がってる。そんな感動を覚えながら、聞ける機会があるなんて思いもしなくて、再び見ることができた佐藤優樹のパフォーマンスに思わず涙がこぼれていた。

2017年のとは違って、落ち着いてるというか安定しているというか丸くなったというか、そういうのも成長というか変化というか、そういうのが見られるのが嬉しかった。

知り合いがついったで言ってたけど、バーイベで啓太さんが連れ出された時みたいに「ずっとここにいて」で楓ちゃんが引っ張りだされていたら最高の演出だったなと思うと共にきっと堰を切ったように泣いてしまっていたんじゃないかと思ってしまう。そんなえでまーも見たかったし、見れなくてよかったと思う。


M15.DREAM GIRL/Bitter&sweet(夏焼、宮本、小片、ビタスイ)

すごいクラップしたなって印象がある。ビタスイさんの勝手な印象だったけど、こういう激しめの曲するんだって驚いた昼公演だったな。夜公演はビタスイゾーンでカッコイイ系の曲だったから(確か)、なるほどこういう一面もあるのかと思った。

ビタスイ奥が深いので、落ち着いたら聞こうと思います。

 

M16.友達は友達なんだ/Berryz工房(夏焼、宮本、小片、ビタスイ、野中、加賀、佐藤)

ベリ曲はいい曲多いよね。こういう友達欲しいなって思うし、私にもそう思っていい友達いるかなぁって考えたりする。

楓ちゃんにもきっとこういう友達がいるんだろうなって思う。いい子だしね。あんないい子の周りにいい人が集まらないわけないんだよ。(誰目線)


M16.ドッカ〜ン カプリッチオ/モーニング娘。(夏焼、宮本、小片、ビタスイ、野中、加賀、佐藤)

急に秋ツアーに戻ったかと思った。カプリッチオ楽しいよね。もれなく全員振りコピしてるんじゃないか?ってくらいに、みんなこれの振りコピ大好きでしょ?

「わたしセクシー」のところの雅ちゃん色っぽかったわ。田崎さんがこれがセクシーか!って言ってたの分かりますわ。あとはちゃんさんもね、良かったよ。

間奏のところ秋ツアーの感覚抜けなくてずっとクラップしてたけど、周りが乗ってこなくて、それはそうって思いながらしてたな。夜公演は振りコピに徹したわ。

 

M17.ビートの惑星/モーニング娘。’21(夏焼、宮本、小片、ビタスイ、野中、加賀、佐藤)

聞けてよかった。まー卒以来の冒頭のまーのフェイク、パラダイスはどこっていう楓ちゃん、2番Aメロの楓ちゃんのフェイク、間奏の加賀フェイクからの野中のOh Yeah。これが聞けて幸せいっぱいだった。

昼公演では、間奏のフェイク聞けて、もう聞けないかもしれないと思ってたりもしたから目から汁こぼれてたのに、夜公演で連番者と「パラダイスはどこ?」で何食わぬ顔レスをいただけたので、とても満足顔で公演が終わりました。何食わぬ顔レス。覚えとくね。

 

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こうやって、聞きたかった曲が聞けて、見れないと思ってた光景が見られて、色んな表情を見せてくれて、それらが詰まったとても楽しいのセットリストだった。

それとは裏腹に、まだまだ見たかった光景もあって、色んな曲をパフォーマンスしている姿も見たくて、そんなわがままが次から次へと溢れてきて、塞がったはずの心の穴には別の穴が空いてしまって、情緒がスライムのように一定の形を保ってくれない。

 

卒業公演の発表もされて、お別れの日がまた近づいてきた。

この記録を残すことで、ちょっとでも私の感情が落ち着きを取り戻してくれるのを祈って。